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☆ ☆ パニック障害のご説明 ☆ ☆

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                                  (資料:日本成人病協会書籍より抜粋)
  パニック障害とは・・・!

パニック障害は不安障害の中に位置づけられる病気です。昔は不安神経症といわれていましたが、薬がよく効くこと、いくつかの物質(カフェイン、乳酸、炭酸ガスなど)の投与でパニック発作が誘発されうること、睡眠中に起こる発作は怖い夢を見ている時ではないこと、といった知見が基礎となってパニック障害といわれるようになりました。
 病気の中心症状は激しい不安です。形容のしようがない体の底からわきあがる理由のない不安と種々な不安の身体的症状からなるパニック発作が中心症状です。いろいろな体の症状を出ますから、この病気が診断されるまでに多くの医師を訪問する患者さんが多いようです。医学的検査で異常がなく、繰り返し、または、持続的にいろいろな身体症状が出る場合はこの病気を強く疑う必要があります。

    『
予期しないパニック発作が反復すること、および少なくとも1ヶ月の間に
    次の発作が起きるのではないかという心配が持続する障害』をいい、
    不安障害(神経症)の一つに分類されています。


   *頻度は、全人口の約1%といわれています。
   *80%は軽快するという多くの報告があります。
   *原因は不明ですが、全般性不安障害よりも
     家族性に現れる傾向から遺伝因子が強いといわれています。
 女性の方がパニック障害になる人が多い・・・!

この障害の女性発病率は男性の3倍とも言われています。そしてその発病状況は、現代でもまだ1番目に多いのは、夫の実家からのストレス、とりわけ、姑・嫁問題が最も多いように思われます。夫の実家に帰り親族に気を使わなければと思うだけで、息苦しくなったり、胸が痛くなったり、めまいが起こるという訴えはしばしば聞きます。パニック障害発症に関連するストレスで女性に2番目に多いのは障害児を持つことです。この場合、障害の程度はあまり関係がありません。3番目に多く見かけるストレスは夫のプレッシャーです。夫から受ける束縛感は有言、無言に限らず結構多いようです。男性のパニック障害発症ではやっぱり仕事上のストレスが最も関係深いと思われます。しかし、男性女性双方の中性化が進んでいる時代といわれる現代、男性の発症件数が増えていく事が考えられます。女性でも男性でもストレスにより追い詰められた状態がかなり長期間続き、これ以上耐えられない時点でパニック発作が出て発症します。

 パニック発作には、危険はありません・・・!

 パニック発作の時は、息苦しくなって、(心悸亢進)心臓が速く打ち、胸が痛くなるなどの症状が急に出てきます。汗が激しくでたり、からだがふるえたりすることもあります。症状は心臓発作に似ているので、死ぬのではないかと心配することが多く、不安が不安を呼んでいてもたってもいられなくなります。このため救急車で病院にかかることが多いものです。病院では心電図などの検査をしますが結果は何の異常もない。これが典型的なパニック発作です。確かにパニック発作はこわい感じがしますが、もともと人間の正常な反応が急にあらわれたものですから、危険はまったくありません。
決まった場所で起こりやすくなることもあります。
電車やバスの中、人ごみの中、家にひとりっきりでいる時など、いつも決まった場所でパニック発作が起こりやすい人もいます。これが何回か起こると、たとえば電車に乗るのがこわいという心理につながります。パニック障害には、このように場所に関係したタイプと、何のきっかけもなく突然発作が起こるタイプのふたつがあります。いずれにしても危険がないという点では同じです。

 パニック障害の原因・・・!

パニック障害の原因は完全には解明されていませんが、最近では「脳内不安神経機構の異常ではないか」と考えられています。ヒトの脳には無数の神経細胞があり、その間を情報が伝わることで運動や知覚、感情、自律神経などの働きが起こります。パニック発作や予期不安、恐怖などもこの脳の機能のあらわれで、そこに何らかの誤作動が生じるために起こっていると考えられるのです。神経細胞間の情報を伝える神経伝達物質やそれを受けとめる受容体の機能の異常が関係しているのではないか、という研究が進められています。

脳の青斑核という部分では、ノルアドレナリンという神経伝達物質を分泌し、危険が迫ったときに警報を発動する神経が作動するようになっています。パニック障害の場合、このノルアドレナリンの過剰分泌の過敏が起きているのではないかという説。ノルアドレナリンにより引き起こされる不安感がいきすぎないよう抑える働きのあるセロトニンという神経伝達物質が、不足している、または過剰によるという説。不安を抑える働きのある神経伝達物質のギャバの感受性に問題があるのではないかという説などがあります。
パニック障害の患者の家系にはパニック障害やうつ病、アルコール依存症などの発症率が高いとされています。うつ病やアルコール依存症も根底には不安が関係しており、不安を持ちやすい体質が何らか関連しているのではないかとも考えられています。

ストレスとの関係は明らかにはなっていませんが、体質に加えストレスの多い環境や幼児期のつらい体験などの後天的な要素により発症するのではないかと考えられています。幼児期の体験など過去のトラウマや性格的なものに注目する考え方は最近では少なくなり、発症や悪化の誘引としてストレスなどが関係していることは否めませんが、原因はあくまでも脳内不安神経機構の異常という生物学的なもので、今の段階では、パニック障害も薬物治療するのが対処としては有効であると考えられています。

以上のようにはっきりした原因は、わかっていません。脳に関係する病気は、完全に解明されていないというのが現在の状況です。


 

カウンセリングでパニック障害は克服できる・・・!



パニック障害を簡単にご説明します。
人は皆、予期しないような状況に陥るとパニックになります。しかし、ほとんどの方が時間経過と共に平常心に戻ります。中には平常心に戻るのにかなり時間が掛かる方やその状況がなかなか頭から抜けない方もいます。またそのような状況が起こるのではないかと常に考えすぎる方もいます。
そのような状況が続くうちに神経伝達物質の分泌に異常が起こり病気になっていくと考えています。つまりそういう認知を変えていけばこの障害は克服できると考えます。日本人に多いまじめで神経質なマイナス思考の方にこの障害になる方が多いようです。

私はパニック障害の方をカウンセリングした経験からパニック発作にいたる原因を見つけその誤った認知を変えていく

認知行動療法でたいていのパニック障害は克服できると思っています。

もちろん、重度のパニック障害の場合、薬物療法との併用が必要だと思います。

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